村上隆の五百羅漢図展2016 – その6



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今回は、五百羅漢図以外の絵、村上隆の最新作等をご紹介します。

772772


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「772772」というタイトルの絵です。
2015年 アクリル、金箔、カンバス、板にマウント 300 × 450 cm


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極彩色が違和感のないバランスで配置されています。


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「絵難房」改め、、、「笑!難。。。茫]


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2010年制作 アクリル、カンバス、アルミニウム・フレームにマウント 各 75 x 75 cm、3 点組


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荒城の月、他


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荒城の月 2015年 アクリル、金箔、プラチナ箔、カンバス、板にマウント Φ 250 cm


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違和感

今回、待ちに待った村上隆のリアルな絵を目の当たりにして思ったこと。

それは、彼の絵には決定的な何かが足りないなーと言うことです。彼のファンだし、偉そうに評論するつもりは全くないです。ただ、素直にそう思ったのです。

何だろう?何が足りないのだろう?

例えば、個人的に彼の絵よりずっと好きな絵を描く作家を挙げてみると、フェルメール、ゴッホ、伊藤若冲、永野護などが浮かびます。彼らの描く絵と比べてみると、おぼろげながら理由が分かる気がします。

それを敢えて言葉にすると、「物語」「心」「センス」「情緒」「雰囲気」などでしょうか。想像を掻き立てる「何か」が無いんですよね。

あとは、印刷したような画一的な線や柄が多く、手作り感が薄いのも感動しない理由の一つでしょう。背景のドットなどは印刷物であるかのように錯覚してしまいます。

そして、俺って凄いんだぞ!アピールが凄いから疲れちゃう。。確かに凄いです。その通りです。でも、過剰な自己顕示欲は見るものを疲弊させます。それは、アーティスト全般に言えることですよね。歌手なんかもそう。例えば、中元すず香May J. で比べると分かり易いかもしれません。。


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凄いな、手間が掛かってるな、とは思いますが、琴線には決して触れない絵。グッとこない絵。当日、他のフロアでフェルメール展をやっていましたが、そっちを見たら確実に感動していたと思います。だから、村上隆の絵は別のベクトルで楽しむ絵なんだろうなと思う。

あと、言えることとしては、現代美術の見方をきちんと覚えれば、もう少し楽しめるんでしょう、きっと。

まだまだ次回も五百羅漢図展が続きます!


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