はじめてのステンドグラス・ランプ作り【後編】



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【前編】でパーツの準備が整いました。

今回、半田でつなぎ合わせて形にし、仕上げて完成させます。

半田付け – Soldering

1面

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下紙を少し変更し、各線を延長させた補助線を引いておきます。


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この上にカッパーを巻いたガラスピースを並べ、周りを透明なガラス板とホースネイルと呼ばれる平釘(馬の蹄鉄用の釘)でがっちり固定します。

この位置決めで形が決まってしまうので、正確に位置を決めていきます。

同じものを12個作り、それをつなぎ合わせるため、一番大切なのは外枠の形です。先ずはそこを合わせて、ハンダで仮止めしていきます。

そして内側も、下紙の線を頼りに、正確にラインが出るように、位置を決めて仮止めします。このとき、下紙の補助線が役立ちます。


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何かの拍子で、少しでもズレてハンダされてしまうと修正が難しいため、神経を使って正確に位置を決めます。

ハンダの際にはペースト状のフラックスを使用します。


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もしガラスピースがずれてハンダされてしまったら、もう一度ハンダを溶かして、位置直しを試みます。この作業がなかなか大変で、ピースの間に落ちた半田が邪魔したり、熱を加えすぎてカッパーが剥がれたりします。その場合は、全てカッパーを剥がして、またカッパー巻きからやり直しましょう。大変ですが仕方がありません。


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仮止めが終わったら、各ピースのつなぎ目を全てハンダしていきます。


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裏返します。

裏も同様にハンダします。

これで1面が完成です。これを12個作ります。

12面

この作業が一番大変でしょう。ダントツで。特に今回は完全に一人で作業をしているため、平面ではなく空中で位置を固定するのが非常に困難です。位置がずれて半田されると終わりな感があります。


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先ずはランプ全体の外側の外周を印刷したものを用意し、透明のガラス板とホースネイルで位置を決められるようにします。


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そして先ずは1面ずつを片手で持ち、丁度良い感じになったら素早くハンダで仮止めします。


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2面が成功したら、3面、4面も同様に作業します。


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文章で書くと簡単ですが、これが超キツイです。。

で、実は最初の仮止めの際、少しずれた位置でハンダがついてしまい、修正を試みました。

しかし、ぐちゃぐちゃといじくり回した結果、結局半田ごての熱でカパーがバカになり剥がれてしましました。


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今回は側面だけだったため、カッパーをその部分だけ剥がし、入念にペーストを拭き取って洗浄し、


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その箇所だけカッパーを張り付けることで対処できました。

こうすると、若干強度が落ちることもあり得ますが、まあ全部やり直すことはキツイですので。。

 


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4面が繋がったものを3つ作ったら、紙の上でこれを合体させます。


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今度は片手で支える必要がないので多少楽です。


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ただ、斜面にハンダをするため、半田が流れて綺麗に点止めは難しいです。


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点止めが出来たら、12面の各間々をしっかりとハンダしていきます。


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そして裏側もしっかり12面をハンダ付けします。


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スパイダー


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スパイダーと呼ばれるランプペースに接続するための金具を付けます。


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と、本当はスパイダーの先を曲げて、それをハンダしようと考えましたが、曲げたり伸ばしたりして長さを調節していたら、直ぐに途中から折れてしまいました。。

仕方がないので、バランスを考えて3つとも折れた状態で使用します。


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この写真の位置にしっかり半田付けして固定します。

ここまでこれば一安心です。

ここでランプを乗せるランプベースをご紹介します。


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ここにスパイダーの中央部分がはまります。


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「ぎぼし」と呼ばれるキャップを付けて固定します。

染め – Darking

下準備


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こびりついているペーストと半田のカスをざっと拭き取った後、中性洗剤で洗ってに汚れ・油分を除去します


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シンナーでさらに細かく汚れ・油分をなくしておきます。ガラスに残っている油性ペンの跡もこの段階で綺麗に消しておきます。


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そして、なんとなくですが、ここでステンドをランプベースに載せてみます


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これで完成でも間違いではないと思いますが、ハンダ部を意図的に黒く酸化させる(「染め」る)ことにより、引き締まったかんじに仕上げるのが一般的です。

染め


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硫酸銅を含んだ溶剤でハンダ部分の銀色を黒く染めます。スポンジのザラザラでない方を使い、やや力を加えて表面をこすることにより、反応して染まる仕組みです。ただ、強くこすり続けると染まった個所が剥がれてくるので注意が必要です。


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裏面やスパイダーも染めておきます。


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染め上がりました。


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染まりが悪く、かなり時間が掛かりました。事前に真鍮のブラシでハンダの部分を磨いておいた方がよかったですね。

乾燥


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軽く水分を拭き取ったあと、自然乾燥させます。


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ハンダの部分が、カサカサっとした荒れた風合いになります。

仕上げ – Finish

ワックスでハンダとガラスを綺麗に磨き上げます。

と思いましたが、ワックスがなかったので、半田部分のみKURE 5-56を塗り、ガラスは布でただ磨こうかと思います。
・・・ が、仕上げない今の感じが風合いが出て素敵なので、さしあたり何も塗らないこととします。

完成 – Completion

ついに完成しました!作品No.0001:『ROSE BUD Ⅰ』


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リンク – Link

ネットスクール達風

豊富な説明と動画で非常にわかりやすく、お世話になっています。唯一無二。

振り返り・反省点 – Reflection

  • ガラスをシビアに切りすぎたため、少し大きくてはまらないガラスが幾つかあった!
  • ガラスによってカッパーの種類(幅)を変えても良かったかもしれない。
  • 立体作りの手順、その際のハンダ。これがとても大事。
  • すけるガラスを使ったので電球がスケスケ。スパイダーをつけた箇所のハンダが表から丸見え。
  • もっと複雑なカタチのを作ってみたい!

途中、何度が心が折れそうになりましたが、何とか完成したものをこうして見てみると、初めてにしてはまあそこそこ正確にできたなと思います。

今回苦労した分、次回は大幅にレベルアップした作品が作れるかと思います!(多分)


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